3月も後半となりました。
木々は花をつけ始め、春の訪れを感じさせる景色が各所で見られるようになりました。
楽習館では、冬眠明けのヒキガエルが水路に姿を見せていました。
まだ寝ぼけているのか、捕まえてもボーっとしていて動きも緩慢です。もっと暖かくなってきたら元気な姿を見せてくれるのでしょうか。
冬から春へと移るこの時期は、たくさんの生き物が春を待っていましたと言わんばかりにあちらこちらで顔を出してくれます。
いつも見ている景色に活気が溢れはじめ、わたしたちにその華やかさをもって春の訪れを知らせてくれます。
1年ぶりに会う春たちに、1年ぶりの「もう春ですね。」なんて言葉をかけながら、
みなさんの身の周りでも顔を出し始めている春を見つけてみてはいかがでしょうか。
KY
最近暖かい気候が続いていましたが、本日はとても寒いです。
冬に戻ったような寒さですが、楽習館の木の冬芽が次第に大きくなっているので、
春が近付いていることを感じ取れます。
冬芽は、晩夏から秋に生じ、冬を越して春がやってきた時に、一気に伸びて葉や花に成長していくのですが、
今は大きくなるための準備段階の様です。
春になり、この冬芽たちがどう成長していくのか楽しみです。
KU
楽習館の水路にはタニシなど、複数の種類の巻き貝が暮らしています。
今日はタニシについて調べてみました。
楽習館にいるタニシはヒメタニシという種類のようです。
本日の勉強の成果である、タニシのオス・メスの見分け方を紹介します。
こちらがメスです。2本の触角がまっすぐに出ています。
こちらはオスです。
オスは右の触角の先がくるんと巻いています(タニシから見て右です)。
この巻いている触角は生殖器の役割もします。
覚えてしまえば、すごく簡単です!
タニシが出てくるのをじっと待っていれば、誰でも見分けられますので、楽習館にお越しの際はぜひ水路でタニシたちをじっと見つめてみてください。
KO
楽習館を流れる水路にマコモが根をはっています。
水路の元々の水深は50cmほどなのですが、
土砂などが溜まり、マコモが根をはり水の動きが悪くなってきたので、マコモの整理と土砂の管理を行っています。
マコモには水質浄化の役割があるので、全ては取りませんが、程よい規模にマコモ群を残していきます。
根が思ったよりも深くはっているので、整理するのは時間がかかりますが、
様々な生き物に利用してもらえるような水路になってくれればうれしいです。
KU