今日は1日中涼しく、夏が終わり秋がやってきたことを感じさせる陽気です。
夏に楽習館で活躍したグリーンカーテンも秋を迎えてすっかり仕事を終えました。
また来年も楽習館を涼しく出来るよう、立派に育って欲しいですね。
KU
9月20日、楽習館に秋が来ました。マコモのは先に赤とんぼがとまっています。
羽の先が少し黒いので「ノシメトンボ」かな?
YS
※ノシメトンボ・・・体調41mm~48mm。6月から11月に現れ、乾いた田んぼでも産卵する。関東地方では乾田化の影響を受けにくいのか、普通に見られる。
こんにちは。最近では夏の暑さも遠のいて、すっかり秋らしい涼しい季節になってきました。
夜には窓の外からコオロギやスズムシたちの鳴き声が聞こえてきて、一層秋らしさを感じさせてくれます。
そんな秋の虫たちの合唱に耳を傾けていると、楽習館の窓にこんなお客さんが…
ヤモリが窓に貼りついていました。
ガラスでも難なく貼りついてちょこちょこと移動する様子は不思議でもあり、可愛らしくもありました。
もしかしたら、楽習館に住みついていて他に仲間もいるのかもしれませんね。
生き物たちのにぎわいを見せてくれた秋の夜でした。
投稿者KY
8/30、村カフェvol.2「阿波藍で染めよう」が開催されました。
阿波藍とは徳島県産の「蓼藍」で日本最古の藍と言われているそうです。
藍はジャパンブルーとも呼ばれ、サッカーのサムライブルーもこの藍の色。
研修室には絞り模様も様々な藍染めの手ぬぐいが並びました!
本来、藍はタンパク質を多く含む絹(蚕の糸)などには良く染まるということ。
手ぬぐいなどの木綿(セルロース)を染める際は、事前に豆乳(植物性タンパク質)に漬けておくと良いそうです。
利用団体の方にお願いして、作り方をリポートさせていただきました!
まず、刈りたての阿波藍の茎から、葉だけを集める。
藍の葉、50gに対して水を500cc加えてミキサーで撹拌します。
撹拌した青汁を濾して、ネットの中でさらに絞ります。
藍の青汁1Lに対して、ハイドロサルファイト10g、消石灰の溶液30ccを入れ静かに混ぜ、20分ほど置けば藍の染液の出来上がり。
今回は5枚分の手ぬぐいサイズの布に対して、4Lの藍の染液を作ったそうです。
その間に、布の下準備を進めます。
ビー玉やおはじき、割り箸を切ったものなどに輪ゴムをぐるぐる巻いて絞り模様をつけます。
ゴムで絞った部分は染まらないので、白く仕上がるそうです。
ゴムや紐で縛ったら、下処理液(水1Lに対して30ccの消石灰の溶液を混ぜたもの)に10分ほど漬けておきます。
下処理液を軽くしぼったら、いよいよ藍の染液に漬けて約10分待ちます。
次に、藍の染液を軽く絞って、しっかり水洗いします。
ここで、布をよく絞り、空気にさらすようにバッサバッサと広げると、緑色から一気に鮮やかなジャパンブルーに変わりました。
藍の染液→水洗い→空気にさらす、を2〜3回繰り返すとだんだん藍の色が濃くなりました。
最後にビー玉や輪ゴムを取り外せば出来上がりです。
自然の恵みからこんなに鮮やかな色が生まれるなんて不思議ですね!