今日は小さな手を借りて干し柿を作りました。
午前中皮をむいて干しました。小さなお友達はお弁当を食べた後「もう食べられる?」と聞いてきました。
ゴメンネ。食べられるようになるのは、まだまだ先なの。。。。
YS
11月25日−26日の2日間、楽習館では、環境フォーラム2017@環境楽習館 木の恵 森だくさん が開催されます。
フォーラムに向けての準備の一部始終です。
館内にあった調理器具類や食器類を全て洗浄しました。
楽習館の台所で出た排水は全て外の水路で浄化されます。
水路に住む生物たちのために、合成洗剤は使いません。代わりに液体石鹸を使います。
洗った食器は楽習館の風通しの良さを生かして乾燥させます。全て綺麗になると気持ちがいいものです。
当日は、様々な方を講師としてお招きしてワークショップや講話、パフォーマンスが催されます。
「森」や「小金井市」にまつわるお食事もあるようです。
こちらの台所ではどんな「森」が生まれるのでしょうか。
環境フォーラム2017まであと6日。
スタッフ一同、皆様のご来館をお待ちしております。
MO
楽習慣では毎週水曜日(詳しくは市報をごらんください)エコクラフトを行っています。
今月は、麦わらのオーナメント、とうがらし編みです。なかなかの出来栄えに皆さん満足な様子です。
イベントが多くなる季節、お部屋の飾りを手作りしてみるのもいいのかもしれません。
HN
突き抜けるような爽やかな快晴です。
気象観測の記録を確認したところ、、日曜日に晴れたのは、約1か月ぶりとのことです。
そんな中、空を見上げると、数日前まで街を賑わせていたモチーフが見えました。
蜘蛛です。ハロウィンの飾り付けのモチーフでお馴染みですね。
この2匹、親子ではありませんし、別種の蜘蛛でもありません。
ジョロウグモのメスとオスです。体格が大きい方がメスです。
ジョロウグモは10~11月に産卵します。
オスにとって交尾は命懸けです。タイミングが悪ければメスに食べられてしまうこともあります。
メスに隙ができる脱皮や食事のタイミングを狙っているのでしょう。
この巣に同居しているオスは1匹ですが、数匹のオスが同居していることもあります。
オスメス別々に見てみましょう。
こちらがメスです。
一説には、昔の人はこの姿を「艶やか」と感じて、この蜘蛛を大奥の高級女官である「上臈(じょうろう)」になぞらえた言われています。
また別の説では、産卵直前の成熟したメスの腹部に赤い帯状の紋様が出ることから、遊郭の遊女の赤帯に見立てて「女郎」になったとも言われます。
こちらがオスです。これでも立派な大人です。
女王様の隙を虎視眈々と狙っています。
メスが女郎であれば、オスは遊郭に遊びにきた若旦那といったところでしょうか。
家に蜘蛛の巣があると取ってしまいたくなります。
一方で、蜘蛛の巣が軒下にあると幸せになるとか、母蜘蛛が子蜘蛛を慈しみながら育てる様子から、愛と幸運を呼ぶと言われています。
古代ローマの時代の商人は、商売繁盛と金運の御守りとして、蜘蛛の巣をモチーフとした細工を持ち歩いていたそうです。
また、インディアンのお守り「ドリームキャッチャー」のモチーフは蜘蛛の巣です。
夏とは違う生きものが観察されるようになってきました。
軒下や石の裏にも面白い世界が広がっているかもしれません。
MO