こんにちは。
昨日関東では梅雨明けが発表され、これから夏本番になっていきますね。
暑くなってくると、藻も大量発生します。下の写真の水面に緑色のモワモワしたものが藻です。藻には、魚などの生物に悪影響を与えるものもある為、取り除かなくてはなりません。環境楽習館では、取り除いたものを一旦乾かして堆肥にするようにしています。
そんな藻ですが、かつてアメリカで、人にも悪影響を及ぼす恐ろしい種類の藻がありました。
その藻は“フィエステリア”と呼ばれ、魚を大量死させたり、人間の神経を攻撃したりするような毒素を持っています。その毒素が空気に放たれると、人間のもとまで届き、皮膚や目の痛み、時には頭痛や短期的な記憶障害までもたらすそうです。
私たちの周りには“フィエステリア”ほど恐ろしい藻はないですが、きちんと取り除いて生き物たちが棲みやすい環境をつくっていきたいですね。
YU
雨が続いていますが、植物にとっては生長のチャンスでもあります。
当館で取り組んでいるグリーンカーテンも外からでも見えるくらいに生長してきました。
グリーンカーテンの気温・湿度に関する効果は以前ご紹介しましたが、こうした緑の視覚的な広がりにも意味があります。
持続的な・永続的に快適な環境を造ることへの関心は社会的な話題になることがあります。こうした点を人が実感することに視覚は大きく関わります。
「視覚にて、緑が閉める割合が25%以下では人々はほぼ”緑が少ない”と感じ、50%近づくにつれて緑が多いという感覚を持つようになる。(引用元:青木,1987,視野の広がりと緑量感の関連,造園雑誌51(1))」
緑が豊かだと感じてもらえるためには、視覚に占める緑の量も科学的に検証されているようです。
グリーンカーテンが十分に育てば50%に届くと思われますので、それを目指して育てていきます。
KI
6月も今日でちょうど半分まで来ました。
今年の5月は暑い日が続いていましたが、最近は反対に気温がガクンと下がり寒いと感じる日が続いています。雨天も増え、外出すると濡れてしまうことが多く、より体調の管理には気をつけたいですね。
そんな雨続きの中で梅雨入りを実感する日々ですが、楽習館のグリーンカーテンでは、
ヒョウタンが続々花をつけてきています。
「ヒョウタン」と名前を聞いた時に実の形はすぐに想像できますが、花の色や形までわかる人はあまりいないかと思います。果実はわかるけど花はわからない…そんな植物って意外と多いのではないでしょうか。特に野菜なんかは食卓に並ぶ部分意外はなかなか目にすることが無いかもしれません。
ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、カボチャ、、、、これから旬を迎える夏野菜たちですが、この時期から開花を始めるものも多いです。食べる部分しか思い出せない野菜でも、調べてみたら案外綺麗な花や可愛い花をつけているかもしれませんね。
KY
関東もついに梅雨に入り、今日の小金井市は雨模様です。
「梅雨」は字の通り、梅の実が熟す時期でもあります。楽習館の梅の木にも黄色く熟した実が成っていました。
梅以外にも、紫陽花が各所で咲き、桔梗や薔薇などの花も見頃を迎えます。他にもアマガエルやカタツムリなど、なにかと風物詩の多い時期でもあります。
降り続く雨のせいで外に出るのも憂鬱になりがちな時期ですが、外には梅雨ならではの風景が見え始めてきました。そういった景色を見つけて楽しめると、雨ばかりの6月も少し好きになれるかもしれませんね。
KY