梅雨らしい天気が続いて毎日蒸し暑いですね。
近頃の楽習館には、いろいろなトンボが立ち寄ってくれます。今日、水路で見つけたのはオオシオカラトンボのメスです。
羽ばたきながら水面に盛んに尾の先を浸けて卵を産んでいます。
一匹でも多く立派なトンボに成長してくれることを願っているのか、念入りに場所を変えて、何度も何度もホバリングを繰り返しています。どのくらいのヤゴが育つのか、楽しみですね。
シオカラトンボといえば青白いトンボというイメージがありますが、実は青白いものはオスなのだそうです。メスは黄色に黒のスジが入っていて、まるで違う種類のトンボのようです。
しかし、幼い時はオスもメスもみんな黄色に黒スジなんですが、オスだけ大人になると青白く変身するのだそう。
市街地は湿地や水たまりが少なくなってきたので、楽習館の水路はトンボ達の貴重なたまり場になっています。
HR
こんにちは。今日は、昨日の雨から一転、過ごしやすい天気となりましたね。
明日は夏至にあたりますが、なんと日食も起こります。夏至の日の日食は372年ぶりだそうです。
372年前と言うと江戸時代に当たりますね。江戸時代には、今ではグリーンカーテンの定番となっているアサガオの品種改良がちょっとしたブームになっていたそうです。当時の日本では人工授粉という考えがなかったようで、勘と運を頼りに、今私たちが目にするアサガオをつくっていったといいます。
アサガオではありませんが、環境楽習館のグリーンカーテンもすくすくと育っております。
※日食を観察する時は十分お気を付け下さい! YU
2月にかわいらしい花を咲かせていた梅の木が、5月頃にはたくさんの実をつけます。そうなると梅仕事の季節です。
梅仕事とは、梅を収穫し、自家製の梅酒や梅シロップ、梅干しを作る一連の手仕事のこと。そうすることで旬の味覚を1年以上にわたって味わうことができるのです。
昔から保存食として親しまれてきた梅は、お弁当をいたみにくくする殺菌効果のほか、胃腸の調子を整えたり疲労回復にも効果的なので、気温も湿度も高くなるこの時期、元気をくれる食材なのです。
こちらは1年前に漬けた梅シロップ。環境楽習館にある梅の木は「白加賀」という品種で、主に関東地方で栽培されている花だけでなく実も楽しめる梅です。来年もたくさん実をつけてくれますように。
CK
今年も楽習館にグリーンカーテンの苗を植えました。
ヒョウタン、ヘチマ、ゴーヤの3種類です。
ヒョウタンはスクスクと育ち、蔓を延ばして上に向かって成長しています。
蕾も出てきているようで、少し早いかな?
種から育てた藍も大きなプランターに植え替えました。
エコクラフトで使えるのを楽しみにしています。
SC
久しぶりの楽習館情報の更新です。
皆さんはグランドカバー植物ってご存じですか?
庭木の周りやちょっとした通路など土の見える場所は、放っておくと色んな雑草が生えてきて、度々草ぬきをしていても、夏になる頃には手に負えなくなることってありますよね?
環境楽習館では大きなシンボルツリーのコナラの木の周りに、わざとドクダミだけを残して茂らせています。
ドクダミというと、毒のある草と思われがちですが、実はその逆で、昔から民間薬として用いられ効能の多さから「十薬」と呼ばれていたほど。
このドクダミをしっかり茂らせることで、他の植物の発芽が抑えられ、草ぬきが楽になります。
グランドカバーに向いている植物は、丈が伸び過ぎず、あまり日が当たらなくても地を這うように少しずつ増えてくれものが向いています。
キレイな花の咲くシソ科のアジュガや、多肉植物のセダムなどはオシャレさにおいてオススメですが、わざわざ園芸店で買ってこなくても、野草のドクダミやクローバーでも十分に素敵な花のカーペットを見せてくれます。
HR