桜も満開になり、暖かい季節になってきました。
外を歩くのも気持ちが良くお散歩日和ですね。
前回お話したカエルの卵から、オタマジャクシが出てきました。
まだ、体と頭の大きさは同じくらいの体型です。
これから成長するにつれて、頭がドンドン大きくなり、いつも見ているオタマジャクシの形になっていきます。
そして最初に後ろ足が生えてきて、その後前足が生えてきます。
今後もオタマジャクシの成長をお伝えします。
SC
「二十四節気」は、今がどのような季節であるかを知るためのものさしです。
今日は、二十四節気をさらに細かく表し、天候や生き物、植物や農作物の変化を知らせてくれる「七十二候」についてお話したいと思います。
天球上において太陽が1年かけて移動する道を「黄道(こうどう)」といいます。
その黄道を、まず夏至と冬至で2等分します。
そして春分と秋分を入れて4等分すると、春・夏・秋・冬の四季に分かれます。
さらに春・夏・秋・冬の中間に、立春、立夏、立秋、立冬を入れたものを「八節(はっせつ)」、
八節を、15日ずつ3つに分けたものを「二十四節気(にじゅうしせっき)」、
一節15日を、5日ずつに3等分したものを「七十二候」として、それぞれの季節を細かく表しています。
今は立春から春分の間、「二十四節気 啓蟄(けいちつ)」にあたります。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」を表すので、“冬眠していた虫たちが土から顔を出す季節”ということになります。まさにその通りで、最近小さい虫をよく見かけるようになった気がします。
啓蟄は、次の3つの「候」からなります。
「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」(3月5日頃)
「桃始笑(ももはじめてさく)」(3月10日頃)
「菜虫蝶化(なむしちょうとなる)」(3月15日頃)
冬眠していた虫が姿を現し、桃の花が咲き、青虫はモンシロチョウへと姿を変える季節。
七十二候は、いずれも、なんとも趣のある響きなのも魅力です。
本日3月15日は、ちょうど「菜虫蝶化(なむしちょうとなる)」。
ひらひらと舞うモンシロチョウを見かけたら、七十二候のひとつ・「菜虫蝶化(なむしちょうとなる)」という言葉を思い出してみてください。
CK
3月に入り暖かい日も増えてきて、気温の寒暖差が激しくなっています。
体調管理には十分気をつけてください。
前回、カエルの合唱が行われていたのですが、その後水路にカエルの卵が発見されました。
卵は紐状の長い形状をしていて、何本か見つけることができました。
水路の砂が被っていてよく見えませんが、黒い小さなまるいのがオタマジャクシになります。
オタマジャクシが発見されたら、また報告いたします。
近くにお越しの際は水路を覗いてみてください。
小さなオタマジャクシが泳いでいるかもしれません。
SC
楽習館の水路にカエルがやって来ました。
繁殖のためにオスがメスを待っています。
メスを呼ぶ為に可愛らしい鳴き声で鳴き、何匹もオスが集まるとカエルの合唱になります。
そこへメスが現れてオスがメスに後ろから抱きつきます。
繁殖期のオスは動くものであれば手当たり次第に抱きついてしまうので、
間違えてオスに抱きついてしまうことも珍しくありません。
そのため、オスがオスに抱きつかれた場合は「俺はオスだよ。」とリリースコールを発します。
しばらくの間は、カエルの合唱が聞こえてくるのを楽しみにしています。
春になったら、水路にたくさんのオタマジャクシが泳いでいると思うので、近くに来られた時は水路を覗いてみてください。
SC