二十四節気七十二候で、ちょうど5月下旬は「紅花栄(べにばなさかう)」と呼ばれ、
紅花が咲き誇る時期だそうです。楽習館で育てている紅花は、5月14日に最初の花が咲き、
まさに5月末の今日は、小さい畑に鮮やかな黄色い花が咲き誇っています。
紅花の黄色い花を摘み取ると、指が黄色く染まります。
紅花は、この黄色い色素が99%で、残りのわずか1%に赤い色素が含まれているそうです。
黄色い色素は水溶性なので、水につけるか水洗いすることで抽出することができ、
その後、弱アルカリ性水溶液を使って赤い色素を抽出することができます。
「東の最上紅花、西の阿波藍玉」ということばがあったように、
紅花は藍と同様、江戸時代の二大染料として重宝されたようです。
ですが、とても高価な紅花は、もとは貴族や武士の間でひろまり、
庶民には藍が親しまれていたのだとか。
藍には防虫の効果がありますが、紅花は血行促進などに効果的だそうです。
かわいらしい花を眺めているだけでも楽しいのですが、
せっかくなので貴重な赤い色素を抽出し、紅花染めを楽しみたいと思います。
CK
日差しが気持ちいい日が続いてますね。
楽習館では畑に植えた紅花に花が咲きました。
去年の秋から育てていたのですが、冬の間は枯れてしまった様な状態でした。
春になったら若葉が出てきてみるみる大きくなりました。
以前つくった烏梅を使って紅花染めをするために紅花の花びらを摘みます。
摘んだ花びらは乾燥させます。
今はまだ少ないですが、まだまだ蕾があるので花が咲くのを待っています。
紅花染めへの道は続きます。
SC
曇や雨の日が続いていましたが、久しぶりの晴れ間に明るい気持ちになりますね。
日光の力は植物だけでなく、人間にとっても大切なんだと感じました。
今年もグリーンカーテン作りが始まりました。
冬の間に作っておいた腐葉土にグリーンカーテン用の苗を植えました。
今年はゴーヤとヒョウタンとトカドヘチマを植えました。
トカドヘチマは初めて育てます。
カドのあるヘチマで、炒めたりお味噌汁に入れたりして食べられるそうです。
左から、ゴーヤ、トカドヘチマ、ヒョウタン、ゴーヤ
と植えられています。
SC
楽習館では毎年、藍(タデアイ)を育てています。
3月下旬に種を蒔き、ある程度育ってきた4月に苗分けをしました。
本日から苗をお分けしております(数に限りがございますので、お早めに!)。
藍の苗は、直植えするかちょっと大きめのプランターに移し替えてください。
とても水を好む植物なので、たっぷり水をあげて育ててみてください。
CK
先日、5月のエコクラフトで「マコモでつくる草縄」を実施しました。
マコモでの草縄作りはみなさん器用作っていました。2本のマコモから1本の縄ができるのはもの作りの原点な気がします。
初めて縄ないをする方も、昔にやったことのある方も縄が綺麗にできました。
その後のブローチ作りも楽しく作っていました。
まだ各日空きがありますので、お申込みお待ちしております。
SC