マコモの刈り入れ

2021.10.25

ぐんぐん成長した楽習館の真菰(マコモ)

以前にもご紹介しました

 

いよいよ刈り入れしました!

夏は上に伸びる力が強くなるため、根の張りは強くないそうなのですが、今年は時期を少し外してしまったため、かなりがっちりとした根がしっかりと張っていました。

 

 

刈り取った直後はこんな感じです。

まだ水も濁っていましたが、広くなった水場を好奇心旺盛な探検隊長のメダカたちがいち早く嗅ぎつけて、スイスイと気持ちよさそうに泳いでいきました。それを見ていたメダカたちも次々に泳いでいきました。

 

 

水路はさまざまな生きものたちの居心地が良い環境にするためにイグサや沢潟、セリなどをジグザグに整えて、浅い場所、深い場所を作りました。濁っていた水も数日後には透明になり、スイスイ泳ぐメダカの姿も良く見えるようになりました。

そして、刈り取ったあとのマコモは吊るして乾燥させています。

 

 

稲わらと同じような使い方もできますが、稲わらと違い細工は難しいので、これを使い何を作ろうか思案中です。

 

UK

ミニ・キエーロがやってきた!

2021.10.15

楽習館では11月に開催される環境フォーラムの準備が始まっています。

 

さて、『ミニ・キエーロ』

ご存知でしょうか?

こちら、生ごみ処理容器なのです。

 

このミニ・キエーロ、

・電気を使わない

・土の中の微生物が生ごみを分解してくれる

・土をきちんとかぶせることで虫や臭いの発生を防ぐ

・汁物や廃油も投入できる

・堆肥として利用できる

など、環境にやさしい特徴がたくさんあります。

 

ミニ・キエーロの使い方などは、

≪環境フォーラム2021 inこがねい≫でご紹介する予定です。

ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。

 

UK

聖なる植物・真菰(マコモ)

2021.10.10

マコモという植物をご存知ですか?
マコモは、東アジアや東南アジアの川や湖などの水辺に生息しているイネ科の多年草で、2mほどの高さにまで成長します。日本では稲より以前から自生していたといわれ、『万葉集』や『古事記』にも登場しています。
水質を浄化させる作用があることから、楽習館の水路にも植えています。水路のメダカが元気に過ごせているのは、マコモのおかげかもしれません。

肥大した新芽はマコモダケとよばれ、中国、台湾、ベトナム、タイなどアジア各国で食用とされているそうです。
先日、初めてマコモダケをいただく機会があったので、豚肉とキノコと一緒に炒めてみました。やわらかいタケノコのような歯ごたえとヤングコーンに似た甘みがあり、とてもおいしくいただきました。
マコモは食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、カリウムが豊富な健康食材なのだそうです。

そして、マコモの長い葉は、「神の宿る草」と呼ばれ、神事の際に使用したり、神域と現世を隔てる結界を表すしめ縄の材料にもなっています。
出雲大社の大注連縄や、神田明神の茅の輪の材料にもなっているのだとか。
すべてのしめ縄が稲わらで作られていると思っていましたが、大きいものはマコモが使用されることも多いそうです。

楽習館のマコモもすくすく成長し、背丈はすでに150cmくらいでしょうか。
そろそろ刈り入れしようと思います。


CK

雨・・雨・・雨・・

2021.10.01

10月1日

今日は雨なので、雨の降り方の表現を調べてみました。

 

ぽつりぽつり

ぽつぽつ

ぱらぱら

ばらばら

ぽとぽと

しょぼしょぼ

しとしと

しぽしぽ

ざんざん

ざんざざんざ

ざあざあ

ざんざら

こんこん

ごうごう

 

表現ひとつで雨音や雨の量、雨の降る勢いもそれぞれイメージが違いますね。

なんとなく憂鬱になってしまいがちな雨ですが、雨について調べてみるととても素敵な言葉や表現がたくさんあります。

窓から見える雨、外から聴こえてくる雨音、今日の雨は「ざんざら」でしょうか。

「ざんざら」とは、雨や風などが激しく吹き付ける騒がしい音の表現です。

 

今日は一日雨風に気をつけてお過ごしください。

 

UK

間伐材の端材でネームプレートをつくりました

2021.09.20

突然ですが、楽習館の木クイズです!

Q1:この木はなんでしょう?

ちょっと難しいでしょうか?
今の時期だんだんと紅くなるこの小さな実がヒントです。

 

Q2:この木はなんでしょう?

これからが旬のオレンジ色の実。
そのままでも甘いもの、そのままでは渋~いものがあります。
これはみなさんご存知かもしれないですね。

 

それでは答え合わせです。

Q1:正解は・・・

 

Q2:正解は・・・

 

いかがでしたか?

楽習館では木に親しんでいただくきっかけになればと木にネームプレートをつけました。

ネームプレートの本体には間伐材の端材を使用しています。
プレートには立札パターンと掛札パターンがあり、その足部分や掛け手部分には地域の竹を使用しています。竹を細く割いたり曲げたり、いろいろ加工をして作りました。

 

そしてもう一つ。

 

以前少しだけご紹介した月桃が植えてあるプランターも間伐材を使用し、防腐・防虫・防水対策として柿渋を塗ったものです。そのご紹介の説明プレートももちろん間伐材の端材で作り、プランターに付けました。

森林保全のための間伐。その間伐材の有効活用はさまざまです。

楽習館にお立ち寄りいただいた際には、目に留めていただけたら嬉しいです。
今回ご紹介した木以外の木にもネームプレートがついています。
ぜひ探してみてください。

UK

藍のたたき染めエコバック

2021.09.15

今月のエコクラフトは「藍のたたき染めエコバック」です。

藍のなま葉をエコバックに貼って、ひたすらに叩きます。

 

初めは緑色で染まりますが、一年二年と経つと薄い藍色になってきます。

長く使って、色の変化が楽しみですね。

デザインもさまざまで、オリジナルエコバックになります。

葉によって濃い緑や薄い緑など、色のつきは様々です。

なま葉染めを楽しむのは夏の時だけです。

 

29日の午後はまだ空きがあります。

お気軽にお問い合わせください。

SC

瓢箪

2021.09.10

5月にお配りした瓢箪の苗をご自宅で育てて、瓢箪の実がなったという嬉しい報告を受けました。

残念ながら楽習館では瓢箪の実は成長しませんでした。

瓢箪が実った後、どうすればよいか?と質問があったので種の抜き方をお伝えします。

 

乾かして種を抜いたものです。

 

 

底をくりぬいて瓢箪の周りに穴をあけて、瓢箪ランプです。

 

 

こちらは瓢箪のスピーカーです。

楽習館にありますので近くにお越しの際は見に来てください。

SN

ツチグリ

2021.09.05

8月の休館期間を終え、すっかり秋の空気に変わってきました。

夏の間に伸びた楽習館周りの雑草を刈っていると、ふと茂みの中に不思議な物体が。

地面に落ちて朽ち始めた柿の実のようでもあり、珍しい木の実のようでもあり・・・。

 

調べてみるとそれは「ツチグリ」というキノコの一種。

夏から秋にかけて、林や道端で見られるキノコで「ツチガキ」とも呼ばれるということ。

面白いのは、丸く膨らんだ部分を押すとパフーーっと煙のように胞子を吐き出すそう。

身近に息づくふしぎな生きものにしばし時を忘れてしまいました。

 

HR

青い花咲く夏の植物

2021.07.30

今日は露草(つゆくさ)のご紹介です。
少し調べただけでもたくさん別名があります。

蛍草(ほたるぐさ)
藍花(あいばな)
青花(あおばな)
移草(うつしぐさ)
月草(つきくさ)※
鴨頭草(つきくさ)※
帽子花(ぼうしばな)

日本でも古来から自生している植物で、万葉集の和歌では月草や鴨頭草として登場し、朝露に濡れながら咲き、昼には萎んでしまう様子から、儚く移ろう恋や移ろわない強い気持ちの歌で使われています。

今朝、楽習館では花弁が露草より2~3倍大きな種の『オオボウシバナ』が咲きました。

 
オオボウシバナは江戸時代中期より栽培されていて、青花紙作りにこの花弁を用いるためアオバナとも呼ばれます。青花紙は友禅染や絞染めの下絵を描くときに使われるもので、この青いコンメリニンという色素は、水で希釈していくと色を失っていく性質で、染色の過程できれいに消えていくそうです。

楽習館では、オオボウシバナが咲いた日にはお花を摘んで、小さな小さな青花紙作りに挑戦します。

UK

蓼藍(タデアイ)の一番刈り

2021.07.19

楽習館では蓼藍(タデアイ)を育てています。
3月中旬に育苗用のポットに種を蒔き、発芽した苗が20㎝くらいに成長する5月、それまで落ち葉や堆肥、稲わらや苦土石灰などを混ぜて丁寧に土づくりをしておいた大きなプランターと畑に植え替えます。藍は水が大好きなので、朝夕たっぷりと水をやります。
そして梅雨が明けた7月17日、すくすく育った藍を刈り取りました。
藍は何度か収穫できるので、最初の刈り取りを「一番刈り」といいます。

刈り取った葉は、天日干しをしてしっかり乾燥させ、藍染めの際に使うために保存しておきます。

一番刈りをした後、葉は再生し1カ月ほどで再び「二番刈り」ができるまでに成長します。成長次第では「三番刈り」も可能です。
同時に、楽習館では、水曜エコクラフトで藍の生葉を使った「たたき染め」もするので、地植えしている藍は刈り取らずにそのまま育てています。

藍は薬効の高い植物なので、古くから解毒や解熱、消炎の漢方、生薬として利用されていたそうです。また、藍で染めた衣類は、消臭、防虫、殺菌作用も高く、繊維を丈夫にする働きもあるのだとか。最近ではブルーベリー以上のポリフェノール含有量や、食物繊維やミネラルも豊富であることが注目され、食品やサプリメントなども活用されているそうです。なんて万能な植物なのでしょう。

梅雨明けの楽習館は、藍葉の収穫だけでなく、柿の葉やゴーヤの収穫と大忙しです。柿の葉は、柿の葉寿司をくるむため塩漬けにしたり、よく乾燥させて細かく刻んで柿の葉茶に。熱中症に気を付けながらがんばりたいと思います。

CK