先日もドクダミについて触れましたが、なんとドクダミ、ドクダミ茶やドクダミチンキに活用する
だけでなく、タイやベトナム、中国などアジアの各地では、日常的に食べられているそうです。
アジアで栽培されているドクダミは、日本の自生しているドクダミに比べて葉は薄く、
香りも弱いらしいので食べやすいのかもしれませんね。
葉は細かく刻んで薬味のように使います。
生春巻きや、スープの仕上げに散らしたり、肉や魚と一緒に巻いて食べられます。
根っこは細いごぼうのようなので、甘辛く調理してきんぴらにしたり、
細かく刻んで炊き込みご飯の具材にもなるそうです。
香りもクセも強いので、味付けは濃い目にしたり辛味をきかせたりして、ナンプラーやニンニク、
ねぎ、しょうが、パクチー、梅干しなど、クセの強い食材とあわせるとばっちり合うそうです。
食べるにはちょっと勇気が…という方は、ドクダミ茶から始めてみてはいかがでしょう。
【ドクダミ茶の作り方】
①ドクダミの茎を切る。または根っこから抜き取ってしっかり水洗いする。
②水を切ったら、20本くらいを紐や輪ゴムなどで束ね、ドライフラワーのようにさかさまに
吊るしてカラカラになるまで干す。
③パリパリと手で砕けるくらいまで乾燥させたら、ハサミで細かくカットする。
(さらにフライパンで乾煎りするといっそう風味が豊かになります。)
④空き缶や茶筒などの容器に入れて保存する。
ドクダミは利尿作用、デトックス効果が高いので、おなかが緩くなってしまう場合もあるので、
適量でお楽しみください。
日本でもパクチーが絶大な支持を得るようになりましたが、いつかドクダミブームが来るかもしれませんね。