楽習館には梅の木があります。
梅の実は一般的には梅酒、梅干し、梅シロップなど飲んだり食べたりする楽しみがありますが、今年は楽習館にある梅(白加賀)を使って烏梅(うばい)を作ってみることにしました。
烏梅は紅花染めで紅を鮮やかに染める際の助剤として、古く奈良時代には使われていたようです。
その烏梅づくりを再現してみました。
まずは、楽習館の完熟になった梅を採取しました。とてもいい香り。
藁灰にまぶしてモミ殻で24時間燻蒸させます。(燻蒸には火を使うので、農家の畑をお借りして作業しました)
燻蒸の様子です。
さらに7日間天日で乾燥させます。(ここからは環境楽習館で作業しています)
紅花染め、いつか実際に試してみたいですね。
烏梅の出来上がりをぜひ見にいらしてください。
SC