聖なる植物・真菰(マコモ)

カテゴリー: 楽習館の日々

マコモという植物をご存知ですか?
マコモは、東アジアや東南アジアの川や湖などの水辺に生息しているイネ科の多年草で、2mほどの高さにまで成長します。日本では稲より以前から自生していたといわれ、『万葉集』や『古事記』にも登場しています。
水質を浄化させる作用があることから、楽習館の水路にも植えています。水路のメダカが元気に過ごせているのは、マコモのおかげかもしれません。

肥大した新芽はマコモダケとよばれ、中国、台湾、ベトナム、タイなどアジア各国で食用とされているそうです。
先日、初めてマコモダケをいただく機会があったので、豚肉とキノコと一緒に炒めてみました。やわらかいタケノコのような歯ごたえとヤングコーンに似た甘みがあり、とてもおいしくいただきました。
マコモは食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、カリウムが豊富な健康食材なのだそうです。

そして、マコモの長い葉は、「神の宿る草」と呼ばれ、神事の際に使用したり、神域と現世を隔てる結界を表すしめ縄の材料にもなっています。
出雲大社の大注連縄や、神田明神の茅の輪の材料にもなっているのだとか。
すべてのしめ縄が稲わらで作られていると思っていましたが、大きいものはマコモが使用されることも多いそうです。

楽習館のマコモもすくすく成長し、背丈はすでに150cmくらいでしょうか。
そろそろ刈り入れしようと思います。


CK