小金井市環境楽習館

東京都小金井市にある環境配慮住宅型研修施設「小金井市環境楽習館」です。

12月のエコクラフト「新年を祝うしめ飾り」

投稿者:小金井市環境楽習館

リサイクルや伝統文化をテーマにしたクラフトをお楽しみいただけます。
12月の水曜クラフトコーナーは、「新年を祝うしめ飾り」です。

※定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。

◇日時:12月2日(水)・12月9日(水)・12月16日(水)・12月23日(水)
各日、午前の部(10時〜11時30分)、午後の部(13時〜14時30分)の1日2回開催
◇ 定員:各回10名(過密を避けるため申込制になります)
◇内容:「新年を祝うしめ飾り」(所要時間は1時間30分程度です。)
◇参加費:700円(材料費等)
◇持ち物:無し ※会場にご用意しております。
◇その他:開始時間(午前の部は10時、午後の部は13時)より前にお越しください。
◇申込先:NPOこがねい環境ネットワーク(080-4091-8250)

「藍の煮染め(草木染め)」(利用団体・報告)

投稿者:小金井市環境楽習館

11/20(金)小金井市内で活動されている「藍そだて隊」の皆さんが、藍の茎や種を使って草木染めを楽しまれました。                 

「藍そだて隊」の隊長は、昨年度、環境楽習館の講座「藍の絞り染」でお世話になった草木染め研究家の笠原淳子さん。

小金井市内の農家に畑を借りて育てた藍でスクモ(藍染の原料)を作るのが活動目標だそうで、今日は、藍の葉を採った後に残った茎や花や種で染めたらどんな色になるか?関心のある方を集めて、実験を行われました。参加者は個人で草木染めを楽しまれている方や「こぎん刺し」(刺し子)、手漉き和紙の研究家の方などさまざま。

環境楽習館の職員も先日の柿渋染め講座で残った布を使って実験に参加させていただきました。

藍の茎を煮てできた染料は濃い赤茶色。鮮やかな青のイメージが強い藍ですが、意外な色です。

アルミ(ミョウバン)や鉄、灰汁など媒染液を変え何度も染めることで、赤みの強い茶色から、青みがかったグレーまで、様々な色に変化します。また、花は黄色がかったベージュ色で、部位によって全く違う色が潜んでいました。布も木綿や絹だけでなく、和紙にも染められるのだそう。

一言で「藍」といっても青から赤、茶、黄色、灰色まで無限の色を秘めているのが驚きですね。

職員たちで染めた布は、一昨年度行った組手什(間伐材の家具製作キット)イベントの端材を入れる箱のホコリ除けとして早速登場。実は、この組手什の箱も藍で染めたもの。藍の茎染めにふさわしい定位置ができました。

10/30・10/31 環境講座「まるごと柿づくし」を開催しました

投稿者:小金井市環境楽習館

住宅の庭や公園、そして環境楽習館にも植えられている柿。

でも、いつも身近にあるのに、近ごろちょっと忘れられがちな柿・・。

今回の講座では、実際に「つくって」「食べて」「塗って」みて、柿の奥深さを再発見しました。

はじめに、渋柿から作る「柿渋」や「柿の葉」の効能、「柿の実」の様々な加工法など、柿の歴史と用途をご紹介し、染色作家で「草ノオト」主催・浅野理恵子さんに、柿渋染を教えていただきました。

まずは、米糊を溶いたもので、染まらない部分(白く残る)を筆で描き防染しました。

次に、米糊に糠をふりかけて、しばらく乾かします。

いよいよ柿渋で染めますが、柿渋は匂いが強いので、浅野さん考案のジッパー付き密封袋の中で柿渋を染み込ませます。                  

日光に当たることでより濃く染まる柿渋。しばらく乾かす間にランチタイムです。

今回の講座では「まるごと柿づくし」にちなんで、柿を使ったお弁当をCafe5884の小林由美さんにお願いしました。  

楽習館の柿の葉を使った柿の葉寿司や柿酢の和え物、里芋コロッケなど、何れも小金井産のとれたて野菜を中心に、とっても美味しいひとときでした。

弁当箱も使い捨てのプラスチックではなく、洗って返せる塗りの重箱を使ってくださいました。環境への小さなこだわり・・忘れたくないですね。

ランチの後は、柿渋染の続きです。

柿渋→鉄媒染→灰汁媒染の順に染めていく中で、薄紅色、赤紫、濃い茶色へ変化し、色に深みが増していきました。

更に乾かすあい間に、柿渋の別の使い方の紹介です。

神奈川県の山で間伐を通して保全活動をされている「冬野工房」さんの指導で、間伐材のプランターに柿渋を塗る体験をしました。柿渋には防水効果、抗菌作用があり木材が長持ちします。間伐材を生かして、山を元気にし、街の緑を増やす一石三鳥の提案です。

さて柿渋染は、いよいよ仕上げの段階。水洗いで米糊を落として完成です。

素朴な絵柄が柿渋染にはぴったりです。完成したトートバッグを囲んで、柿のお菓子と柿の葉茶で、盛りだくさんの講座をふりかえりました。

お茶の葉は楽習館の柿の葉を梅雨明けに収穫して干して作りました。

お菓子は富山県南砺市で新感覚の「干柿」を開発し、まちおこしに繫げておられる東太美干柿委員会さんから取り寄せました。見た目も味もとってもモダンで大好評でした。

今回の講座は新型コロナ感染防止のため、人数をしぼり、二日間にわたって開催しました。多くのお申込みをいただきありがうございました。