小金井市環境楽習館

東京都小金井市にある環境配慮住宅型研修施設「小金井市環境楽習館」です。

7/3(土)・7/5(月) 「墨流しと叶結びの七夕飾り」(利用団体・報告)

投稿者:小金井市環境楽習館

7月3日(土)と5日(月)に、水乃道(みずのみち)のお二人主催のイベント「墨流しと叶結びの七夕飾り」が開催されました。

水乃道は、楽習館の講座で水引の講師をしていただいている水引作家の掬花さんと、小金井市内で書道教室を主宰されている晴仙さんのおふたりによるアートユニットで、今回は七夕に合わせたイベントを、楽習館で開催してくださいました。

墨流しは、川の水面に墨を落とし、紙に写しとる伝統的な技法で、平安時代に宮廷遊びとして広まったそうです。
一方、水引細工の叶(かのう)結びは、結び目の表は「口」に、裏からは「十」に見えることから、願い事が叶う縁起の良い結び方とされています。

まずは墨をするところから。今では液体の墨汁を使うことがほとんどなので固形の墨をすることも少なくなりました。硯に向かって心静かに墨をする。無心ですり続けているうちに、ふっと墨の香りがたち、サラサラしていた液体がとろみを帯びた墨へと変化していきます。

水を張ったバットにすった墨を落とします。

そこへはがきと短冊をかぶせて水面の模様を写しとります。

墨の濃淡や、墨を落とした後の混ぜ具合によって偶然生まれる模様。
ふたつと同じ模様はできません。

墨流しの次は水引細工で叶結びを作ります。
色とりどりの水引からお好きな2本を選びます。色の組み合わせと配置によって同じ結びでもまったく印象が変わってしまうのも水引細工の面白いところです。

出来上がった叶結びは、先ほど墨流しで作った短冊に結び、願い事を書きます。

墨流しと水引細工に共通して感じたのは、「心地のよい集中の時間」でした。
参加者のみなさんは、このように静かな時間を持つことや、七夕飾りを作って祝うことも少なくなっていた中で、季節感を楽しむことができ、書道や水引細工への関心も高まったと大変満足されていました。

四季を感じ、ふたつの伝統工芸に触れることができたとても素敵なイベントでした。水乃道の晴仙さん、掬花さん、ありがとうございました。

立派な笹は、東京学芸大学からいただいて来ました。いつもありがとうございます!