9/24(金)・25(土)「和で描く葡萄の絵葉書」(利用団体・報告)
投稿日:2021年9月25日

9月24日(金)と25日(土)に、水乃道(みずのみち)のおふたりによる企画のイベント
『和で描く葡萄の絵葉書』が開催されました。
水乃道は、楽習館の講座で水引の講師をしていただいている水引作家の掬花さんと、
小金井市内で書道教室を主宰されている晴仙さんのおふたりによるアートユニット。
7月の『墨流しと叶結びの七夕飾り』につづいて2回目のイベントです。
今回は水引と墨と和紙を使って旬のぶどうを描いて絵葉書をつくるイベントを開催してくださいました。
あわじ結びをとがらせてぶどうの葉に。つたは、「ちりまき棒」というかぎ針の編み針のような道具を使って
くるくると巻いて作ります。「ちりまき棒」は、水引細工で使う唯一の道具だそうです。

楽しい水引の色選び。緑色を基調としたグラデーションや、紅葉した葉を意識して赤や黄色を織り交ぜる方、
また、ぶどうの色にとらわれない大胆な色をセレクトする方もいらっしゃって、個性豊かな組み合わせの妙に
感嘆いたしました。
墨の濃淡を利用したり、和紙をちぎったり毛羽立たせたり、くしゃくしゃにして立体感を出してみたりと、
みなさんそれぞれ工夫してぶどうを描いていました。

水乃道の晴仙さん、掬花さん、ありがとうございました。
10月は、また水乃道のおふたりで、水引と紙刺繍をあわせた
『自分で仕立てる守紙(まもりがみ)』のイベントを開催するので、こちらもご興味ある方はご参加ください。
